セルスター AR-G100A・AR-R100Aが業界で初めて対応した「グロナス衛星」とは何なのか?
セルスター AR-G100A・AR-R100Aの最大の特徴は、グロナス衛星に
対応していることでしょう。これは、レーダー探知機業界で初のことのようです。
では、そのグロナス衛星とは何なのでしょうか。皆様、気になることと思います。
グロナス衛星とは何か?
グロナス(GLONASS)とは、Global Navigation Satellite Systemの略で、
ロシアの人工衛星を利用する測位システムのことです。
アメリカが運用しているGPSのロシア版といえば分かりやすいかと思います。
グロナスが現在運用しているのは24基ですが、これにGPS(アメリカ)の31基、
準天頂衛星みちびき(日本)の1基を合わせて56基の衛星を受信可能にしたのが、
このセルスターAR-G100AとAR-R100Aなんです。
グロナス衛星の強み
このグロナスですが、GPSのみでは測位できない部分をカバーし、現在いる位置の
測定に役立っています。受信可能な衛星の数が増えれば、受信しやすくなるとは当然、
測位精度が飛躍的に向上し、より正確な自車位置の特定に役立ちます。
今まで測位精度がいまいちだった高層ビル群の間の道路や山間部などで、
その威力を発揮することでしょう。
なお、同時受信可能な衛星の数も従来の12基から、最大で33基へと大幅に
増加させているようです。
このようにグロナスの対応と同時受信可能な衛星数を増加させたことにより、
従来の製品と比べて、最大で30mの誤差を解消することにつながったようです。
言うまでもなく、レーダー探知機の性能の根本的な部分は、自車位置をどれだけ正確に
押さえられるかと言うことに限ると思います。
その根本的な部分を抜本的に強化したグロナス衛星の対応と、同時受信可能な
衛星の増加は、非常に評価に値するものと言えるでしょう。
これで安心してビル街や山間部も走れるようになれますね。